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日光市に住む86歳の男性が、脳梗塞で倒れて介護が必要となった81歳の妻のために、ホーム
ヘルパー2級の資格を取得したのだそうです。
男性は、孫と同じ世代の若者に交じって市のホームヘルパーの養成講座を受け、入浴や食事
の介助方法を学んだそうです。全国ホームヘルパー協議会によると、家族のために資格を取る
という人は多いということですが、「80歳代では珍しいのでは」と話していました。

奥様は市内にある実家の写真館で元気に働いていたのですが、今から5年前に突然、脳梗塞で
倒れたのだそうです。病院で療養してきたのですが、昨年3月に退院して自宅で生活することに
なったのです。男性は、観光ガイドの仕事で観光客を連れて東照宮の周辺を歩いているため、
体力には自信があったといいます。「3人の子供は結婚し、6人の孫もできた。これから楽が
できるはずだった妻のために介護をしたい」と思い立ち、宇都宮市内の専門学校に通って、まず
看護助手の講習を受けたそうです。

以前、雑誌「現代画報」でも取り上げられていた「介護」についてですが、この男性は医師から
高齢者が高齢者を介護する「老々介護」の難しさを指摘され、在宅での介護は見送ることになり、
奥様は特別養護老人ホームに入所しました。それでも「一時帰宅した時には気持ちよく迎えたい」
と、日光市が開いた講座に通い始め、資格を取得されたのです。

今では珍しくはない「老々介護」。介護を楽しんでされている人、また大変な思いをされている
人、様々だと思います。介護する側一人で背負うのではなく、周りの協力を得ながら生活をして
いくのが、良い方法かもしれません。今回の男性は、資格を取得されました。妻への介護に大変
前向きな考えをお持ちなのだと思います。とても奥様に対する深い愛情を感じる記事なのですが、
体には十分気をつけていただき、無理をなさらないでいただきたいと思いました。


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